医療 ― お役立ちリンク集
― 認知症 ― 介護
1)とまどい・パニック
家族が認知症であるという現実に何も考えられなくなり、 パニックになります。
認知症だと認めることは、家族の人格を否定するように感じられ、
なかなか人に相談できません。
2)混乱・怒り・拒絶
最もつらいのが、この時期です。
対応方法がわからず、混乱します。
介護で疲労もたまり、ささいなことで腹をたてたり、叱ったりしてしまいます。
認知症の家族がわざと嫌がらせをしているかのように感じ、
怒りの発作に襲われたり、気持ちが沈みがちとなります。
今の状態がいつまで続くのかと絶望的な気持ちとなります。
3)割り切り
イライラしたり、怒ったり、悩んだりしても何も解決できないことがわかってきます。
現実をだんだん割り切って考えられるようになります。
ただし、介護が更に大変になると前のステージに戻ることになりかねません。
4)受容
認知症という病気が理解できるようになり、
認知症になった家族をあるがまま受け入れられるようになります。
悲嘆や苦しみを乗り越え、認知症になった家族とともに生きていく力が湧いてきます。
生きることや人生について、さまざまな発見があります。