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新しい認知症ケア
<ユマニチュードの4つの基本>
「見る」=ベッドの脇から見下ろすのではなく、本人の正面から近づき、見つめる。
「話す」=相手が心地よく感じる言葉を穏やかな声で話しかけ続ける。
「触れる」=手首をつかむのではなく、本人の動こうとする意思を生かして、下から支える。
「立つ」=人間は立つことで筋力が鍛えられ、骨が強くなり、呼吸機能の劣化を防ぐ。
介護の際に注意する事
・後ろから急に声をかけない
精神的に不安定なので、必要以上に驚くことに。
びっくりして転ぶこともあります。
・騒々しくしない
不安と混乱が大きくなります
静かな環境のほうが気持ちが落ち着きます
・失敗を責めない
失敗は気がつかないふりをしたり、「気にしないでください」と優しく接しましょう。
また、作り話をされても「ああ、そうだったんですか」と受け入れるといいのです。
・新しいことはなるべく避ける
なじんだ場所で、なじんだものに囲まれて過ごすほうが気持ちが安らぎます。
家族が入院したり、いつもと違う出来事があると混乱に拍車がかかります。
想定外のことが起きた時は、誰かがそばについてサポートしてあげると症状が悪化しないようです。