ランチョンテクニック

ランチョンテクニックHarmonista79

食事は身体の資本となる大切なものです。
しかし、食事にはそれ以外にも意外な効果があります。

実は、人は食事をしているとき、他人の意見を好意的に受け入れやすくなると言われています。
つまり、食事中は話が盛り上がりやすく、人と仲良くなりやすいのです。
そのため、ビジネスや政治の場面で、その効果を期待して食事がとりいれられています。
この効果を利用する手法を「ランチョンテクニック」と言います。

では、なぜ美味しい食事を食べている時、他人の意見を好意的に受け入れやすくなるのでしょう。

諸説いろいろありますが、最も有力なのがアメリカの心理学者ジャニスの「フィーリング・グッド」効果です。つまり人間は食事をしているときそれだけで“快感”状態になり打ち解けやすくなるそうです。

ジャニスが行った実験に次のようなものがあります。
食事をしながら評論を読むグループと何も食べずに評論を読むグループに分けて、評論に対する意見に差が出るかどうかを検証したのです。
すると、食事をしながら評論を読んだグループの方が圧倒的に評論の意見に賛成していたのです。

確かに、美味しい食事というのは、私たちを心地よく、幸せな気持ちにしてくれます。
そのため、その食事中に聞いた話や一緒にいた人たちは、その心地よく幸せな気分と結びついて記憶されるそうです

しかも、噛むことでリラックスしたときに見られる「α波」が増え、イライラしたり緊張したりした時に出る「β波」が減るのだとか…。

http://nakusou.zatunen.com/feelinggood.html
http://www.white-family.or.jp/htm/white-family/yokukande.html

脳とこころの豆知識 ― ビジネス

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