「妄想好きだと出世が早い!」といわれています。
「Cosmopolitan」に書かれた記事によると、妄想により、出世したり、社会的技能が高まったり、人間関係が改善するそうです。
実際、妄想中には脳の活動が活発になっているという報告もあります。
では、なぜ妄想がこれほどまでに効果的なのでしょうか?
私が思うに、少なくとも以下の4点が挙げられます。あくまで独自の見解です。
1) 人は期待した通りの人間になる(ピグマリオン効果)
同じIQの生徒であっても、担任の先生にこの子はIQが高く、将来伸びる可能性があると伝えられた子どもは、翌年の成績が良くなることがわかっています。自分が自分の事をどう思っているのか…というのは、もっと影響を与えると思われます。
2) 妄想を確信できたとき(自分に自信を持てた時)、能力を十分に発揮できる
同じ課題をやっても自分に自信があるときの方が成績が良いという実験結果があります。
3) 妄想を実現するための情報をキャッチしやすい。
私たちがふだん接している多くの情報のほんの一部しか顕在的には認識できていない。妄想が具体的であればあるほど、よりそれに注意が向き、それに関連した情報をキャッチできるようになる。
4) 理想の状態を具体的にイメージしているとき、脳はその状態であるときと同じ部位が活性化している。
このように理想を実現するのに有効な妄想ですが、それは自分に制限をかけない状態を生み出してくれます。この制限をかけない状態がゴールを決めるためには重要なのです。
脳の取扱説明書 p240
http://www.cosmopolitan.co.za/…/mi…/be-a-day-dream-believer/