私たちは、動物たちと過ごすことで、癒されるだけではなく、免疫力があがり、血圧が安定し心臓病のリスクが減ることがわかっています。
実際、動物を飼っている高齢者では、頻繁に病院通いをしない人が10%以上多く、孤独を感じる人は約20%少なかったそうです。
ペット飼育による医療費抑制については、ドイツでは年間7,547億円、オーストラリアでは年間3,088億円もの節約効果が報告されています。
では、どうして動物と過ごすことでそういう効果が現れるのでしょうか?
動物と一緒に過ごすことで、幸せホルモンであるオキシトシンが分泌されるからではないかとされています。
たとえば、「最良の友人」ともいわれる犬ですが、麻布大などの研究チームによると犬によく見つめられた飼い主ではオキシトシン濃度が上がるそうです。
ちなみに、犬は飼い主と触れ合うことでオキシトシン濃度が上がるようです。
そして、このオキシトシンは、セロトニン神経に影響を与え、セロトニンを分泌するということが分かっています。
セロトニンは精神の安定させる効果があります。セロトニンが不足すると、精神のバランスを崩し、うつ病や不眠症になったり、暴力的になったりすると言われています。
つまり、動物と一緒にいるとオキシトシンやセロトニンが増え、精神面のバランスがとれ、幸福を感じ、ストレスの少ない状況になると考えられるのです。
私たちは、幸せな状態だと免疫力があがり、死亡リスクが減るとされています。
しかも、高血圧など様々な身体症状を引き起こすとされるストレスが減るのですから、そりゃあ病気になるリスクも減りますよね。
下記も参考に
笑顔あふれる、ペットとの幸せな暮らし。
http://healthpress.jp/2015/04/post-1737.html