身体に悪いというニュースを聞くと病気になる~ノセボ効果~

身体に悪いというニュースを聞くと病気になる~ノセボ効果~Harmonista

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昨日の朝、なぜか右のまぶたが赤く腫れました。
それにしても、気づいたのが、職場で人に指摘されてからってどうなの?って思いますが。朝、顔を洗う時には鏡を見たはずなんだけど…。
何人かに、かゆくないんですか?って聞かれた結果、今まで気になってもいなかった右のまぶたがなんとなくかゆい気がしてきました。

それはともかく、実は『身体に悪い』と思うこと自体が健康に悪影響を及ぼす可能性があります。ノセボ効果といいます。
『効くと思って飲むと偽のお薬でも効果がある』というプラシーボ効果の逆バージョンです。

ドイツのマインツ大学のミュヒャエル・ヴィットホフト博士はニュースがもたらす心理的影響を調べた実験を行っています。

147人の被験者を2グループに分けます。
1つのグループには「携帯や無線LANが及ぼす健康リスク」についてのビデオを見せます。
もう1つのグループには、テーマとは関係のないマテリアルビデオを見せました。

その後、被験者には15分間無線LANシグナルを浴びてもらうと説明します。
実は、本当は何も電波は流れていません。ただ真実味を持たせるためにアンテナ付きのヘルメットをかぶってもらいます。そして、その後、気分の変化があったかどうかを回答してもらいました。

すると、なんと参加者の54%に不安、落ち着きのなさ、集中力の低下、身体がかゆくなるなどといった症状が現れ、中には実験を中断してしまう人までいたそうです。
そして、実験前に電波による健康被害についてのビデオを見たグループでは、もう一つのグループより明らかに反応が大きく、不安度も高かったそうです。

そういえば学生の頃「ストレスから解放される」みたいな本を読んでいたら、母親に「そんなの読んでるからストレスたまるんや」と言われました。ある意味、真実。
でも、お母さん、私はストレスがたまって読んでいたというよりも単に趣味で読んでいたんですが…。

元ネタはこちら
http://woman.mynavi.jp/article/130511-012/?naibu=%2F496506%2F43%2F

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