最近、ノーベル賞が話題になっていますが、イグノーベル賞というのを知っていますか?
私は最近知りました。
イグノーベル賞とは、「人を笑わせ、考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞だそうです。
「イグノーベル」とは、ノーベル賞の創始者ノーベルに否定を表す「ig」をつけ、英語のignoble(恥ずべき、不名誉な、不誠実な)という言葉とかけた造語だとか。
実は、日本人のイグノーベル賞受賞は、8年連続で、20回目です。
そして、今年受賞した日本人は、「バナナの皮の滑りやすさ」を摩擦係数を用いて実証した北里大学の馬渕清資教授。
バナナの皮の内側は粘液が詰まったつぶがたくさんあり、足で踏むとつぶれて滑る原因になるそうです。なんでも、バナナの皮の上を歩いた時の摩擦係数は通常と比べて6分の1しかないとか。
他にも、チェコ、ドイツ、ザンビアの研究者たちが、「犬はトイレをする時に、自分の身体を南北の磁場に沿わせている」、アメリカとインドの研究者たちが、「豚肉の塩漬けが鼻血を止める効果がある」ことを発見して受賞しています。
研究者っていろんなことに興味を持つんですね。その発想の柔軟性と探究心に感服してしまいます。
元ネタはこちら
http://www.livescience.com/47911-2014-ig-nobel-winners.html
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20140919-1369150.html