私たちは、多くの人との関わりの中で生きています。
たとえ、直接的に関わる人が少なかったとしても、間接的には多くの人と関わっています。
そして、私たちの幸せは、人との関わりで決まってくると言われているともいわれています。
「情けは人のためならず」という諺もありますが、本当に人に親切にするような思いやりの深い人は、その人自身に大きなメリットがあることがわかりました。
アメリカの科学者がUCLAの学生80人に対して行った研究によると、良い行いをすることで喜びや達成感を味わうような思いやりのある人は、ショッピングで喜びを得ている人と比べて病気になりにくいそうです。
なんでも思いやりのある人たちは、抗体力が強く、抗ウイルス遺伝子を持っており炎症性遺伝子発現が低いため、免疫力が強いそうなのです。
以前から、幸せだと病気になりにくいということは言われていますが、同じように幸せを感じるにしても良い行いをすることに喜びを感じる人の方が病気になりにくいというのはおもしろいですよね。
まぁ、ショッピングで喜びを感じている人達というのが常に幸福なのではなく、満たされない何かをショッピングで埋めていて、一時的な幸福感を味わっているだけなのかもしれませんが。
実際、思いやりの心を持つには、その人自身が情緒的に安定していることが必要だとされています。この情緒的安定のために重要なのが幼い時の両親の愛情です。
そして、ラットを使った研究によると面倒見の良い母ラットに育てられるとストレスに対して強くなるということがわかっています。
ストレスに強ければ、そりゃあ、病気になりにくくなりますわ。
元ネタはこちら
http://woman.mynavi.jp/article/130812-009/
A good deed a day keeps the doctor away
http://www.nine.com.au/article/8699931?site=health