挫折してしまう人は、7つのパターンに分けられるようです。
どうして挫折してしまうのか、タイプ別にまとめてみました。
1. プライドが高く、チャレンジ意欲がわかない。
プライドが高いと過去の栄光にいつまでも固執しがちになります。変わってしまった現状を受け入れるのが難しいのです。
そのため、以前の状況ではうまくいっていたやり方に固執してしまい、なかなか今までのやり方を変えることができません。
こういった場合には、自分の経験やスキルを棚卸することが大切になってきます。
その上で、今までと違う部分に目を向けるように意識するのがよいでしょう。頭が整理されることで意外とより現状に合った方法が思いつくかもしれません。
2. 行き当たりばったりで、自分と向き合わない
人生や仕事について深く考えずに生きている人の場合、嫌なことがあるとすぐに逃げ出してしまいます。そのため、職を変えやすく、人間関係も積みあがっていきません。「面倒くさい」と口にするのが多いのもこのタイプになります。
自分が何を望んでいるのかをじっくり考えるのがよいでしょう。
このタイプの人は少し言葉で考えるというのが苦手かもしれません。難しければ、『将来の自分』をテーマに写真や雑誌の切り抜きなどを集めたコラージュをつくるというのも一つの方法です。
3. 『どうせ自分はダメな人間』と思い込んでいる
虐待や社会での理不尽な経験で傷を負っていると、こういう思い込みを持ちやすくなります。
一般的にみると虐待とはいえないような場合でも、その時に自分がどのように感じていたかが問題です。
こういう経験がある人は、「自分なんて好かれるわけがない」といった自己否定の感情を強く持っています。そのため、他人の言動をネガティブな方向に解釈してしまいがちです。
結果として、目標を達成したり、人間関係を築くのが難しくなってしまいます。
「だって」「どうせ」「でも」と言った言葉を禁止するというのが効果的です。
4. いろいろなものに手をだすものの、モノにならない
何かを始める行動力はあるものの、最後までやりぬく力が弱いのがこのタイプ。いいところまで行くのに、ゴールにたどり着く前に諦めてしまいます。
自分でちゃんと目標を達成したという経験がないので、小さい目標から始めるのが効果的です。小さな目標を達成する喜びを味わう事で、より大きな目標を達成することが可能になります。期限を区切って取り組むのも効果的です。
5. 頭が良く、「できない理由」を思いついてしまう
受験戦争を勝ち抜き、頭はよいものの、現実が見えすぎて大きなビジョンを描けないのがこのタイプ。アクティブに何でもこなせてしまいますが、器用貧乏になりがちです。
3年計画など長期計画を作ってみるとよいでしょう。
ここで詳細に書こうとするのは得策ではありません。思考に入ってしまい、制限をかけてしまいます。「なりたい自分」を箇条書きにするくらいが良いようです。
6. 習慣にできない
チャレンジはするものの心のどこかで『自分には無理だろうな』と思っているのがこのタイプ。そのため、行動が無意識の習慣になる前にやめてしまいます。
こういうタイプは無理に習慣を変えるのではなく、既にやっていることを組み替えることが有効のようです。例えば、ダイエットであれば、コーヒーに入れていた牛乳を低脂肪のものや豆乳に変えるといった無理なくできるものに変えるということをするのが良いようです。
7. 突然燃え尽きて、無力感におそわれる
そして、少数派ですが何でもストイックにできてしまうのがこのタイプ。でも、逆にそこが落とし穴になってきます。自分が弱っていてもそれを認めることができません。そのため、無理してストイックな生活を続けてしまいます。そして、ある日突然、燃え尽きるといった事が…。
こういう人たちにお勧めなのが定期的に質の高い休息をとること。
「何をすれば自分は元気になるのか」を知っておくのが大切です。
元ネタはこちら
「何回決心しても挫折する」人の行動心理学【挫折タイプ別処方箋】
http://jp.wsj.com/articles/SB10327460236075474355904581208264088929164
http://psycnet.apa.org/journals/ccp/83/4/808/
http://www.riken.jp/pr/press/2013/20130422_2/
http://serendipity-japan.com/motivationup-keep-742.html