ストレスに関して、ちょっとクスッとしてしまうデータがあります。
男の人は、強いストレスにさらされると女性の好みが変わるそうです。
ドイツのトリーア大学のジャンナ・レス・ハーネマン博士らが行った実験です。
50人の男性を対象に、女性の写真を見せて「女性の好み」を調査しました。
この調査、両手を冷水につけた擬似的にストレスがある状況を作った時とそうじゃない時とで行っています。
そうすると…ストレスがない時は、自分自身と似た特徴を持つ女性を選ぶ傾向がありました。
ところが、それに対して、ストレスがあった時はというと、自分自身と反対の特徴を持つ女性を選ぶ傾向があったそうです。
ストレスがあると本能的に自分自身と異なる遺伝子をもつ女性を選ぶという本能的働きによるものではないか…と推察されています。
しかし、イギリスで行われた実験では、また違う結論が導かれています。
なんと…ストレスがあるとぽっちゃりとした女性を好む傾向があるというのです。
ロンドンのウェストミンスター大学のヴィレン・スワミ氏とニューキャッスル大学のマーティン・トビー氏が行った実験です。
81名のイギリスの白人男性に対して行っています。
彼らを2つのグループに分けます。
一方のグループは、落ち着けるような静かな部屋で休んでもらい、ストレスを感じないようにします。
もう一方のグループは、偽の面接を行って、無理やりストレス状態を作りました。
その後、この全く異なる2組に同じ複数の女性の写真を見せて好みを聞きます。
すると、ストレスがあるグループの方がぽっちゃりとした女性を好む傾向があったそうです。
金銭などで困っている状態の男性は、ぽっちゃりとした女性を好むというデータもあるそうですよ。
どうも、ぽっちゃりとした女性の方が辛い精神状態を共に上手く乗り越える能力を備えていると感じられるからではないかと推察されています。
ストレスがある時に自分と違うタイプの女性とぽっちゃりとした女性のどちらが優先されるかは、謎ですが、それくらいその時の精神状態で変わってしまうという事のようです。
ただし、これはあくまで第一印象の好みの傾向ですので…