昨日ネットで、102歳の渋谷寿栄子さんが18歳で麻雀覚えて今も毎日雀荘通いをしているという記事を見かけました。
http://news.nifty.com/…/det…/postseven-20150123-298527/1.htm
麻雀が認知症予防に効果的かもしれないというように言われていますが、こういう記事を見ると本当かもしれない…と思ってしまいます。
私も大学1年の冬休み、たぶん同じく18歳の時に、父と弟が麻雀牌を買ってきて、「今からやるから」と言われて、母も含め4人で麻雀をやったのが初めてです。
「やればわかる」と言われ、ほとんどルールの説明なしで始めた結果、以前に捨てた牌であがろうとして怒られた記憶が…。
ホントそういうことは最初に教えてください。
それはともかく、脳の神経細胞は、加齢とともにダメージを受けます。
残念ながらダメージを受けた神経細胞は、元には戻りません。ただ、同じように神経細胞がダメージを受けても症状が出る人もいれば出ない人もいるようなのです。
アメリカの聖職者がお亡くなりになった時の脳を調べたところ、認知症の症状が出ていなかった人も認知症の症状があった人と同じように神経細胞のダメージを受けていました。
症状が出ていなかった他人の4割ものひとにアルツハイマー病の人と同じような変化がみられたそうです。
では、なぜその人たちは神経細胞のダメージがあったにもかかわらず、認知症の症状が出なかったのでしょうか。
その時に考えられた仮説というのが、認知予備能という考え方です。
つまり、神経をつなぐネットワークがダメージを受けてもそれを迂回する機能があればそれを補うことができるのではないかというのです。
では、その認知予備能はどうやったら鍛えられるのでしょうか?
これには決まった答えはないそうです。
ただ、最も大切だとされているのが、本人がストレスを感じず楽しめることだそうです。
その中でも麻雀は前頭葉や角回(かくかい)といった高度な認知機能に関わる部位が活性化することがわかっています。そのほかにもチェスや将棋など相手の先を読むといった高度な認知機能を必要とするものが効果的だそうです。
もっとも、本人がそれらを楽しめればということにはなりますが…。
私の場合は、大学を卒業してから麻雀はやったことないんですが、これを見て久しぶりにやってみたくなっちゃいました。
元ネタはこちら
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2014070800102.html