高級ブランド店で店員に冷たくあしらわれるとかえって商品を買いたくなる

高級ブランド店で店員に冷たくあしらわれるとかえって商品を買いたくなるHarmonista

暑い季節は涼しいところが恋しくなりますね。
ついついこの暑さにつられて、クーラーのきいたお店にふらふら~っと入ったことも...。

ただ、何かを買おうと思ってお店に入っても、店員さんの態度によっては一気に買う気が失せてしまうということもありますよね。
昨年665名を対象に行った調査によると、一気に購入意欲が失せる店員の言動の1位は
商品を見ているときにガンガン話しかけてくる(34.7%)だそうです。

確かに…ゆっくりと見たい時に話しかけられると、面倒くさくなってその場を離れた経験が私にも…。

ちなみに2位以下のランキングは以下の通りです。
2位 ため口 27.5%
3位 自分もその商品を持っていることをアピールしてくる 22.4%
4位 店員同士でおしゃべりしている 19.6%
5位 「セットで買うとお得です」と不要な商品を勧める 17.1%

ただ、どうも高級ブランド店になると話は別です。
南メソジスト大学とブリティッシュコロンビア大学で行われた調査結果です。
それによると、高級ブランド店では店員さんが冷たい態度をとるとかえって客の購入意欲が増すようなのです。

まぁ、高級ブランドの店員さんが上記アンケート結果のような接客はまずしないでしょうが…。
それにしても冷たくあしらうとかえって買ってもらえるなんて不思議ですよね。

では、どうしてそんな不思議なことが起きるのでしょうか?

お店に入る時には、「自分はこのブランド品を買うだけの価値がある」という高い自己評価を持っています。ところが、冷たくあしらわれた時点で、プライドが傷つくわけです。そして、そのプライドを回復するためにブランド品を買ってしまうというわけです。

元ネタはこちら
http://news.ameba.jp/20140629-261/
http://phys.org/news/2014-06-rude-luxury-consumers.html
http://news.ameba.jp/20131217-230/

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