旅行にはストレスを軽減し、心臓病のリスクを減らす効果があるHarmonista
旅行は、心臓発作やうつ病のリスクを減らし、脳内の認知機能を高めるという報告もあります。
U.S. Travel Associationの協力で行われた、民間の非営利団体であるTransamerica Center for Retirement Studies及びThe Global Commission on Agingによって行われた調査です。
アメリカ人は旅行が好きで、退職後2つの大きな楽しみの1つに挙げられています。
実際、71%以上もの人が旅行は人生を謳歌する助けになると考えており、86%もの人が旅行によって気分がよくなり、前向きになると回答しています。
さらには、78%もの人がストレスが減り、77%もの人が健康状態が良くなり、75%もの人が友情関係が深まったとしています。
多くの人は、もともとの旅行の目的を、日常の煩わしさから逃れ、リラックスし、楽しむこととしていたのですが、意図せずして健康状態が良くなったり、友情関係が深まったりする効果もあったということです。
めったに旅行しない女性(6年に1回以下)と、年に2回以上旅行する女性を比較すると、めったに旅行しない女性は、心臓発作を起こすリスクが高く、それによって亡くなるリスクも格段に高かったそうです。
毎年旅行に行っていない男性は、死亡のリスクが20%、心臓病による死亡率が30%アップするとも言われています。
まぁ、実際、旅行に行けるということは、そういう時間が取れる生活環境と経済状態があってこそというのも大きいかもしれませんが。。。
でも、旅行によって得られるストレスの軽減や人間関係の改善という点から考えると旅行だけの直接的効果もありそうですよ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20130422/348438/
http://irorio.jp/sousuke/20131225/98102/
脳とこころの豆知識 - ストレス