深呼吸で成人病予防

深呼吸で成人病予防Harmonista528195_508158862602152_1187282383_n

ふだん、なかなか意識することのない呼吸ですが、深呼吸をするとリラックスするだけではなく、生活習慣病の予防にもなるということがわかっています。
高血圧を改善し、動脈硬化や血栓を予防してくれるというのです。

これは、深呼吸することで末梢の血管が拡張するためだと考えられています。
末梢の血管が拡張することで血圧が下がったり、手足の冷えが改善したりするのです。
これには、深呼吸をすることで肺から出てくるプロスタグランディンI2という物質が関係しています。

この物質には、動脈壁にコレステロールなどがしみ込むのを防ぐ作用があります。
それによって、動脈硬化を予防し、血栓ができにくくなります。
つまり、脳梗塞や心筋梗塞の予防につながる可能性があるのです。

この物質を十分に働かせるためには、肺全体を使った呼吸が有効です。
実は、私たちが呼吸をする時というのは、呼吸機能の70~80%しか使っていないと言われています。

というのも、肺というのは、30~40cmと縦に長い構造になっています。そのため、下の方は血液の重みでつぶれやすいのです。そして、デスクワークが多い人も問題です。
背を丸めた姿勢というのは、肺の上部を圧迫する原因になります。

では、どうしたら肺全体を使う呼吸ができるのでしょうか?
推奨されているのは、腹式呼吸と胸式呼吸を交互に行うことだそうです。

元ネタはこちら
http://health.goo.ne.jp/column/fitness/f002/0060.html

脳とこころの豆知識 ― 幸せになるために

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