発熱は病原体と戦う力を強める

発熱は病原体と戦う力を強めるHarmonista77

私たちの身体は、ウイルスや細菌など外敵に侵され、肺炎などの感染症にかかった時、熱が出ますよね。発熱は、とてもつらく、体力を奪われるように感じます。
でも、この熱が出るということが、実はウイルスや細菌などの外敵と戦うために大切なのです。

ウイルスや細菌などの外敵と戦ってくれるマクロファージという免疫細胞は、私たちの体温が38.5℃になるとより活性化するそうです。マクロファージは、外敵と戦った時に出す過酸化水素を出します。この過酸化水素がTRPM2という温度センサーのスイッチを入れ、発熱時にマクロファージが強く働くようになるというわけです。
つまり、私たちは、熱を出すことで、外敵と戦う力が増し、病気を治す方向に導くのです。

まぁ、熱が出るのにも理由があるということです。
ただ確かに熱によって食事がとれなかったり、睡眠が十分とれなかったりすることもあるので、一概に解熱剤で熱を下げるのはダメというわけではないですからね。

元ネタはこちら
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2012/04/-trpm2.html

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