動揺していると状況を見定める能力が低下すると言われています。
経験したことがあるかもしれませんが、動揺しているとふだんだと取れる行動がとれなかったり、いつもとは違う選択をし
そのため、後になってその時を振り返ったときに、後悔するわけですが、ある意味人間らしい、仕方のないことなのでしょう。
テキサス大学のJennifer Whitson博士らの研究です。
被験者にコンピューターを使って、イラスト分類を行ってもらいま
この分類ですが、分類の根拠が明確な場合と無秩序な場合の2種類
無秩序の分類では、当然法則性がつかめないので、被験者の頭は混
このようにして被験者に人工的に動揺する状態を生み出します。
そして、ここからが本当の実験です。
その上で白黒のランダム画像を見せ、それが何に見えるかを質問し
そうすると、何も描かれていないはずのイラストなのに、そこに様
例えば、椅子や犬、顔などが描かれていると判断してしまいます。
博士らは、同じ条件で株価変動のグラフでの状況判断の実験も行っ
で、結果はというと、推察の通り、動揺している状況では、本来
たったこれだけのことで作り出された混乱でさえ、私たちの判断力
まして、精神的に追い詰められている時には、どうでしょう?
実際にはありもしない友人の裏切りや恋人の浮気、取引先の陰謀を
株やFXで大損する理由もそこにあるのでしょう。
もし、根拠なくそれらを感じたら、精神的に追い詰められてはいな
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