先日ネットで『3歳までの子育ての教科書』という本についての記事を見かけました。そのなかで、『子供の能力を伸ばすことができる下地の作り方』について触れています。
子供たちの将来を思ってさせている習い事。子供たちが何をしたいと思っているかよりも、ついつい将来のために何をさせるべきかに考えがいきがちです。…
そして、どうせ始めるなら、なるべく早いうちに…と、小さなうちからいろいろと子供に押し付けて知識を詰め込もうとすることには、弊害を起こしてしまうこともあります。
そして、それぞれ育てるのに適した時期というのもあります。
例えば、3歳までは、知識を詰め込むよりも、好奇心やコミュニケーションといった『本能』に根差す部分をのばすのに適しています。
そういう時期に「あれをやっちゃダメ」とか言ってしまうと、「興味を持つ」ということに対して、ひいてしまいます。
これは、子供の能力を伸ばすうえで、マイナスです。というのも、『自分で興味を持って行っているものは、上達しやすい』という特徴があるからです。そのため、そのもとである『興味を持つ』という機能を押さえ込んでしまうということは、上達を妨げるということにつながるのです。
こういう時期には、できるだけ子供が何かに興味を持った時に「すごい」などと声をかけるのがよいようです。
そして、この時期には、家族以外の人と触れ合う機会を増やすことが大切です。それによって自分が世界とかかわっていけるんだという自信を芽生えさせ、コミュニケーション能力を伸ばすことができるというのです。
そして、その興味を持つということは、ゴールデンエイジを活かすのに重要な5〜8歳というプレゴールデンエイジでの基礎作りに重要になってくるのです。