食事を食べるという事は、動物にとって生きていくうえで欠かせな
私たちは、身体を維持するのに必要な栄養を得ています。
それだけではなく、食事は他人と仲良くなるのに一役買ってくれて
しかも、私たちが食事を食べる時に、あることにさえ気をつければ
それはというと…よく噛むことです。
元神奈川歯科大学教授の齋藤氏によると、よく噛むことで記憶を司
マウスで行った実験です。
臼歯を削られた老齢マウスで、記憶力のテストをしたところ、記憶
そこで次に、そのマウスの削り取った歯を治療してよく噛めるよう
すると、なんと…記憶力を50%も回復させることができたそうで
よく噛めるようになったマウスでは、海馬の神経細胞の数も回復し
では、これが本当に人間にも当てはまるのでしょうか?
ガムをよく噛んでもらった後の脳の様子をfMRIという脳の機能
すると、海馬と連合野の活動性があがっていました。しかも、高齢
つまりは、よく噛んで食べることで、記憶力低下を防げる可能性も
実際、厚生労働省が愛知県内の65才以上の健康な人約4500人を4年間調べた結果では、歯がほとんどなく入れ歯も使っていない人が認知症を発症するリスクは、歯が20本以上ある人の1.9倍だったそうです。
東北大学大学院歯学研究科の渡邉誠教授らによる研究によると、歯の数が少ない高齢者ほど、記憶をつかさどる脳の海馬や、意志や思考能力を担っている脳の前頭葉が縮んでいたそうです。
現代では柔らかい食事に恵まれています。そのため、残念なことに
意識して、よく噛む習慣を身につける必要があるのかもしれません
元ネタはこちら
http://diamond.jp/articles/-/