最近、手軽に連絡を取る手段も増え、わざわざ手紙を書くという習慣がなくなっきました。
しかし、電子メールなどは、切手を貼ったり、投函したりという手
デポール大学のCharles Naquinらが行った実験です。
ゲームには独裁者と受領者がいます。
独裁者は最初5~100ドルのお金をもらいます。そして
当然、独裁者なので、分け与える金額は自分で決まられま
つまり、少ししか分け与えなければ、その分だけ自分の取
しかし、受領者にもいちおう権限はあります。
それは、分け与えられた金額をもらうかもらわないかとい
受領者が独裁者からお金を受け取らないと選択をすると、
もちろん、独裁者からもらった金額をそのまま受け取って
つまり、受領者には、自分の配当金に納得がいかなかった
そして、今回のこの実験では、独裁者だけしか最初に受け
このゲームを48人の学生で行いました。
この時に独裁者は、受領者に元の金額を伝えます。
これを半分は手書きの手紙で、残り半分は電子メールで受
独裁者は、自分が多くの金額を手に入れようと受領者に対
それが電子メールだと92%、手紙だと64%だったそう
電子メールなんて、ほとんどの人が嘘をついたってことで
そして、申告額ですが、こちらは電子メールでは平均30
つまり、電子メールの方が手紙よりも、嘘をつきやすく、
では、どうして電子メールと手紙で違いが出るのでしょう
Naquinは、これをBandulaのモラル離脱フレ
これは、『人はその行動の結果と心理的距離が離れていることで、
手紙を書いている時は、相手を思い浮かべたりして、相手を身近に感じているのかもしれません。
そう考えるとたまには心を込めて手紙を書いてみようと思います。