時間の感覚

時間の感覚Harmonista154

私たち人間は、1秒と1.5秒の時間の違いでさえも識別できるとされています。この時に働いている脳の部位が島皮質です。他にも、下頭頂小葉と被殻も時間の感覚をとらえるときに働くことが分かっています。

私たちが時間を測る手がかりが心拍数だといわれています。
東京工業大学の本川達雄教授の書いた「ゾウの時間、ネズミの時間」という本があります。それによりますと、1分間に拍動する心臓の回数は動物によって違うそうです。ハツカネズミは1回心臓がドキンと打つのに0.1秒。ところが、ゾウだと3秒かかります。

基本的には身体の大きい動物ほど呼吸をするのも心臓が拍動するのも筋肉を動かすのもゆっくりになります。そのため、ネズミから見たゾウは突っ立っているだけで何も動いていないように見え、逆にゾウから見たネズミは目にも止まらない速さでちょろちょろ動いているように見えている可能性があるのだそうです。

同じように私たちも何か緊張しているときや興奮しているとき、つまりドキドキと心拍数が速くなっているときには時間の流れが違って感じます。

普段の生活ではどうしても交感神経が優位になりがちです。そのため心拍数も速くなっているのでしょう。
それがゆったりとして過ごしている時、リラックスしている時には、副交感神経が優位になり、心拍数も少しゆっくりとしています。そういう時には時間がゆっくりと流れるように感じるのもそのためかもしれません。

脳の取扱説明書 p197

脳とこころの豆知識 ― その他

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