他人から信頼されるには

他人から信頼されるにはHarmonista

124

幸せを決める最も重要な要素が人間関係であるといわれています。
プライベートでの人間関係については、誰しも経験的に納得がいくと思いますが、仕事を辞める理由の多くも人間関係であることがわかっています。

では、どうしたらより良い人間関係が築けるのでしょうか?
それには、お互いの信頼の積み重ねが大切です。
つまり、信頼される人であるほうが、良い人間関係を築きやすいということです。

イメージコンサルタントの吉原珠央さんは著書(「また会いたい」と思われる人の38のルール)の中で、信頼される人の共通点として、「思いやりをうまく表現できる」ことを挙げています。
そういう人たちは相手やその場の空気について、いろいろなことを考えています。

昨日の朝、「おはようございます」と誰かにあいさつをする時、何を考えていたでしょうか?
思い出せない人は、無意識に反応してあいさつをしているのかもしれません。
あいさつ一つとっても、相手や状況に応じて意識的に行うのか、それともただ単に無意識に行うのかでは、相手に伝わるものが変わってきます。
その時にどれくらい相手やその場の状況に意識を向けていたのかということが相手にも伝わるのかもしれません。

「思いやりを持って相手に接することが重要だ」ということがよく言われますが、現実の社会では競争をあおられることも少なくありません。
受験があり、就職活動があり、仕事についてからも他社との競争だけでなく、自社内での競争もあるでしょう。ここにある種の矛盾があります。

競争という概念の世界は、どちらかいっぽうだけが豊かになるという発想です。
その中で相手を思いやって行動するということは、自分を犠牲にする、自分を大切にしないという行為になりかねません。自分か相手かどちらかを優先するという世界観です。

「win-win」という言葉も流行りましたが、これからの世界は、競争ではなく、共に豊かになる世界である必要があります。
だからこそコヴィーは、著書『7つの習慣』の中で、「他人に与える人こそもっとも豊かになれる」ということを真に理解することが重要であると強調しています。

思いやりを持って相手に接した場合、当然、相手にそれは伝わります。
そして、相手は「自分を大切に扱ってもらえた」と感じるため、自己承認欲求は満たされます。脳の報酬系が刺激されて、快感が得られるというわけです。
まぁ、端的に言うと、一緒にいて心地よく、楽しく感じるということです。

そして、相手が心地よく楽しんでいてくれるという状況は、当然自分にも戻ってきます。
私たちの脳には、ミラーニューロンというものがあって、相手が楽しんでいると自分も楽しくなるという性質があるからです。
相手を思いやる行為が、結果的に自分を心地よくしてくれるというわけです。

脳とこころの豆知識 - 人間関係をよくするには

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です