胎児は母親のお腹の中で何を感じるのだろうか?

胎児は母親のお腹の中で何を感じるのだろうか?Harmonista

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【目次】
1. 胎児は五感を区別できないー共感覚ー
2. 最初に発達する感覚、触覚
3. 胎内にいるときから両親の声を聞いている


1. 胎児は五感を区別できないー共感覚ー

以前に読んだ『胎児の脳 老人の脳』の一節で「胎児は母親のお腹の中で何を感じるのだろうか?」という問いを投げかけていました。
まず、ある面では新生児もそうですが、胎児は多くの感覚的刺激をまだ区別できないそうです。

つまり、触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚といった五感の区別ができない状態です。
音を聞いた時に色を感じたり、何かに触れた時にある匂いを感じたりします。
異なる感覚の様式が互いにまじりあっています。

このような状態は「共感覚」と呼ばれ、多くの人は成長とともに失われてしまいますが、中には大人になってからでもそのまま持っている人もいます。

2. 最初に発達する感覚、触覚

そして、五感の中で最初に発達するのが『触覚』だとされています。
お母さんのお腹の中で手や顔の皮膚にある受容体が活動するようになり、そこから『触覚』刺激が脳に伝わることによって成熟していきます。
だいたい妊娠7週目から成熟が始まり、妊娠6ヶ月半ごろには完成すると言われています。

お腹にいる時からお母さんの胎内の様子をいろいろと感じているんですね。
もしかすると、水に様々なリラックス効果があるのも何か関係があるのでしょうか。

親指と口の感覚は、生まれてから食事をする上で欠かせないもので、その後は道具を使ったり、コミュニケーションをしたりする時にも重要なため、脳に占める割合が大きくなっています。
これも、胎内にいる時から「指しゃぶり」をする子が多いことを考えると興味深いものがあります。
その時から親指と口の感覚を鍛えていたのでしょうか。

下記も参考に(水のリラックス効果)
http://www.aquas5.com/knowledge/28/001744.php

3. 胎内にいるときから両親の声を聞いている

子どもたちは、既にお腹にいる時から両親の声を聴いて育ち、すでに生後6か月の乳児で母国語と外国語を聞き分けられると言われています。
もう少し正確に言うと、耳の形成が始まるのが、妊娠2ヶ月。音を聞くことができるようになるのが、妊娠4か月ころからと言われています。

6か月の乳児に、母国語が流れるスピーカーと外国語が流れるスピーカーをきかせると、母国語が流れるスピーカーの方に顔を向けるそうです。
生後2~5日の新生児ですら、すでに母国語と外国語を聞いた時には、言語野のある左脳の反応が違っているという報告もあるくらいです。

胎内にいる間から、お母さんの声を聞いていた証拠ですよね。

さらにおもしろいのが生後4か月の時点ですでに、顔の表情や口元の動きだけで、音声がなかったとしても母国語と外国語を区別しているのではないか?という報告もあります。というのも、母国語を話す顔の方をより長く眺めることがわかっているからです。

それだけ生まれてからず~っと人の顔をしっかりとみてきたという事なのでしょう。
普通に言葉を理解して、話すということにも、おなかにいる間からの両親との関わりが関係しているんですね。

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