音楽には人を癒す効果がある

音楽には人を癒す効果があるHarmonista161

音楽は私たちの感情に影響を与えます。
誰にでも音楽を聴いて感動した経験があると思います。

これは、音の処理を行う脳の部位である聴覚野が、感情に関連する扁桃体にも情報を伝えるために起こってきます。

おもしろいことにどういう感情に影響を与える音楽を聴くかによって、心拍数・呼吸数などの生体反応に与える影響も変わってくるという報告があります。

悲しい曲は、心拍数、血圧、皮膚伝導に大きな変化を引き起こします。
ちなみに、選ばれた曲はバーバーの『弦楽のためのアダージョ』。
http://www.youtube.com/watch?v=KylMqxLzNGo

楽しい曲は、呼吸数に最大の変化を引き起こします。
こちらに選ばれた曲はビバルディの『四季』春。
http://www.youtube.com/watch?v=aFHPRi0ZeXE

恐ろしい曲は、一番目立って血流速度の変化を引き起こします。
ちらに選ばれた曲はムソルグスキーの『禿げ山の一夜』。
http://www.youtube.com/watch?v=v_Oa3f-WFps

これは、いろいろな経験を重ねた大人だけではなく、生後4か月の赤ちゃんでもすでに音楽が心拍数や呼吸など身体に影響を与えるということがわかっています。

ただ、音楽の効能はこれだけではないようです。
新生児集中治療室(NICU)の未熟児に対しても効果があったことが報告されています。

ニューヨークで行われた実験です。11施設のNICUにいる32週以上の未熟児272名に対して行っています。
音楽によって、心臓や呼吸の機能に影響を与え、授乳行動が改善し、覚醒している時間が伸びたというのです。

もちろん、熟達した音楽療法家によって適正な音楽を選ぶ必要はあります。

未熟児への音楽療法(論文のabstract)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23589814

脳とこころの豆知識 ― その他 - 音の持つ力

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