目と目で通じ合っている時、脳も同調している

目と目で通じ合っている時、脳も同調しているHarmonista46

先日、新小岩でランチをしました。
お食事もリーズナブルで美味しく、ぱっと目があった瞬間、オーダーを取りに来てくれたり、お水をついでくれたりと対応もなかなかでした。

あぁ、なのに…帰り際に洋服に引っ掛けて、テーブルの上のシュガーポットを思いっきり落としてしまって恥ずかしかったです。それにしても割れなくてよかった。
そして、お店の方にも隣の方にも、逆に気を遣っていただいてしまいました。

それはともかく、私たちは何かと目で合図することがあります。
日本語には、「目で会話をする」とか「目と目で通じ合う」という言葉があるように、特に意識することなく、相手の目を見て言外の意味をくみ取っています。
この能力は相手とのコミュニケーションを円滑に行う上でも重要です。

そして、この能力、実は赤ちゃんの時からすでに備わっています。
ドイツのライプツィヒで、脳科学の専門家が24人の赤ちゃんにテストを行い、その時の脳波を測定しました。

何をしたかというと赤ちゃんにいろんな表情の時の目の部分だけの画像を見せました。
すると、明らかにその違いが脳波で現れたそうです。幸せな表情の時の目よりも恐怖でおびえている時の目に対する反応が大きかったのです。

人は、幸せな時が最も白目が小さく、恐怖を感じた時には白目が大きくなります。
赤ちゃんの時にすでにその目の合図を受け取る力があるということです。

では、大人になって、目と目で通じ合っている時、私たちの脳はいったいどのように働いているのでしょうか?
生理学研究所と福井大学が共同で、dual fMRIという2人同時に脳機能を調べることができる機械を用いて、この機能を調べました。

お互いに目を見つめ合い、一方が目配せによって自分が注意を向けている場所を相手に伝え、両者が同じ場所に共同で目線(注意)を向ける時の脳活動をリアルタイムで記録しました。

すると、同じ場所に注意を向けた時、脳の右前頭前野という場所の活動に同調がみられました。
前頭前野という場所は、「人を人たらしめている場所」とも言われ、思考や創造性を担う場所です。

そこで、知的障害はないけれど、目で相手の意図をくみ取ることが苦手な高機能自閉症者ではどうなのかを調べました。
高機能自閉症者と健常者がペアとなって同じことをしたんですね。
すると、健常者どうしで見られたような、右前頭前野の同調は見られませんでした。

私たちは、「目と目で通じ合っている」時、本当に脳も同じように通じ合っていたんですね。

元ネタはこちら
http://www.nips.ac.jp/conten…/release/entry/2012/…/-mri.html
http://www.dailymail.co.uk/…/Babies-recognise-fear-eyes.html

脳とこころの豆知識 - 人間関係をよくするには

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