太陽の光の効果

太陽の光の効果Harmonista130

太陽の光にはいろんな効能があることがわかっています。
特に、朝の光には不安な気分を鎮め、気分を安定させ、睡眠を深くする効果があるといわれています。

これには、『セロトニン』と呼ばれる物質が関係しています。
このセロトニンには、神経細胞が情報のやり取りをするときに重要となる神経伝達物質の1つで、抗うつ・抗不安作用があるとされています。

実際、うつ病の人では、神経細胞同士のつなぎ目(シナプス)のセロトニン濃度が下がっていることがわかっています。
抗うつ薬は、種類によって作用する場所は違いますが、セロトニンが増えるように働き、抗うつ効果を発揮しています。

そして、朝の日の光には、このセロトニンを増やす働きがあるのです。
光の情報は、上部胸髄(胸部の脊髄)などを通って、脳にある松果体という場所に働き、セロトニンの分泌を促します。

そして、そのセロトニンを材料にして、自然な眠りを誘う作用があるメラトニンが作られます。
メラトニンは、光を浴びている間は分泌が抑制されます。でも、日中に光を浴びることで、夜間のメラトニンの分泌量が増え、ぐっすりとよく眠れるようになります。
つまり、睡眠の質が上がるということです。
それによって、脳とこころの疲れがとれ、また朝早く起きられるというわけです。

日の光は、1時間浴びるのが良いらしいのですが、なかなか難しいですよね。
室内でも窓際にいる時間を増やすだとか、照明を明るめにするなどでも効果があるみたいですよ。
その太陽の光の抗うつ効果に注目した高照度ライト「ブライトライトME+」というものも最近発売になったようです。

さらに、太陽の光によって、 ビタミンDが作られ、骨が丈夫になるというメリットもあります。
これには、夏だと6分、冬の曇った日だと30分くらい日光を浴びるのが効果的だそうです。

その他のセロトニンを増やす方法としては…
リズミカルな運動をする、よく噛む、トリプトファンを多く含む食品をとるのがよいそうです。
ちなみに、リズミカルな運動として推奨されているのが、スクワット、階段の上り下り、ウォーキング、深呼吸、フラダンス。5分以上。

トリプトファンの多い食品としては、豆乳 (55mg)、牛乳(40mg)、ヨーグルト (40mg)、プロセスチーズ (290mg)、ヒマワリの種 (310mg)、アーモンド (200mg)、肉類 (約200mg)、赤身魚 (200~300mg)、納豆 (240mg)、すじこ (330mg)、たらこ (280mg)、白米 (100mg)、そば (120mg)があります。
*可食部100gあたり

脳とこころの豆知識 - ストレス

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